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書籍詳細

もっと知りたい葛飾北斎
もっと知りたい葛飾北斎
生涯と作品
永田生慈 監修
定価
本体1,500円+税
刊行
2005年08月
ISBN
978-4-8087-0785-9 C0071
判型
B5判
ページ数
80ページ
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  • 内 容
  • 目 次

■酒を飲まず、タバコも茶もたしなまず、菓子の類は好きだが、日々の食事に関心はなく、破れた衣服もいとわない。ただ仕事に関しては、あふれる才能に加えて努力も怠らず、ひたすら制作に励み、常に新境地に挑戦しつづけた希有な画家、北斎。彼は万物を唯一の師と仰ぎ、さまざまな表現を消化し、森羅万象を徹底的に写し取ろうとした。
■本書は、絵のこと以外は頓着しないユーモラスな素顔や、人間関係など、エピソードもふんだんに盛り込み、天才の90年の生涯に大接近する。
■部分アップやイラストなどおりまぜ、北斎一流のテクニックを駆使した大胆かつ細やかな名作をさまざまな角度から紹介する。
■可憐な美人から妖艶な美人、臨場感あふれる物語画や鬼気迫る宗教画から抒情性にあふれた市井の風俗画まで、たぐいまれなデッサン力、斬新な発想、ユニークな支店にウイットを加えて描き分けた北斎の魅力を堪能できる。
■図版130点余収録。年表や所蔵館等のデータも充実。

プロローグ 誕生・幼少年期(1-19歳)
本所生まれで、幼名は時太郎。六歳の頃から絵を描くのが大好きな子だった。
第1章 習作の時代・春朗期(20-35歳)
二十歳で晴れて画界にデビュー。勝川春朗と名乗り、役者絵や挿絵本を中心に精力的な創作活動を展開していった。画狂人「北斎」の原点がここにある。
第2章 宗理様式の時代(35-45歳)
琳派に学んだのち独立。以後終生、他派に属さず、万物を唯一の師と仰ぐ。新たな出発を果たしたこの時期、「北斎」という偉大な名が誕生した。
第3章 読本挿絵と肉筆画の時代(45-52歳)
手がけた読本は10年間で190冊余り。創意工夫を凝らした北斎の挿絵に、人々は魅了され、読本の世界に没頭した。
第4章 絵手本の時代(53-70歳)
「画を描くとはすなわち真の姿を写すこと」。葛飾一派の画風を広く世に知らしめるため、絵手本制作に心血を注ぐ。
第5章 錦絵の時代(71-74歳)
「風景版画家北斎」、ここに誕生。老いてなお、情熱の炎は盛んとなり、画技を極めんとした。
第6章 肉筆画の時代(75-90歳)
錦絵から離れ、浮世絵師を逸脱。目指すは、浮世絵を超えた絵画世界か。画狂老人、飛翔し続ける。
エピローグ 北斎、死す
「あと十年、いや、せめて五年生かしてくれ。そうすれば、まことの絵描きになってみせる!」
浮世絵豆知識 (1)浮世絵の版型 (2)浮世絵版画の製作工程
北斎作品専門の美術館、北斎作品を所蔵する主な施設

 
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