もっと知りたいターナー

荒川 裕子 著

価格
2,200円(税込)
刊行
2017年10月
ISBN
9784808710941
Cコード
0071
判型
B5

内容

19世紀前半を中心に活躍したイギリス風景画の巨匠・ターナー。その真摯に絵画に向き合った生涯を追いながら、多岐にわたる画風を整理し、画家の全貌に迫ります。ロイヤル・アカデミー、イギリス各地やヨーロッパをめぐる旅、ナポレオン戦争など時代背景、18世紀以前のオールド・マスター達など、彼をめぐる様々な事柄から、作品のテーマを読み解きました。さらに、若くして画家としての評価を得たターナーが、同時代・後世の芸術家・収集家に与えた影響も解説します。

目次

序章 早熟の風景画家 1775-1789(0-14歳)

第1章 ロイヤル・アカデミーにて 1790-1801(15-26歳)
イギリス美術界と水彩画の発展/油彩画家への転身/相次ぐ注文
 特集:「ピクチャレスク」の風景美学

第2章 オールド・マスターの超克 1802-1818(27-43歳)
初めての大陸旅行/クロード・ロランとの競演/旺盛なプロモーション活動
 特集:「崇高」の風景美学
 特集:ナポレオン戦争

第3章 イタリアの光に導かれて 1819-1839(44-64歳)
巨匠たちの伝統/ヴェネツィアの誘惑/大陸旅行の案内人/イギリス社会の相貌/現代社会へのコミット
 特集:ターナーのパトロンたち
 名品を読み解く<戦艦テメレール号>

第4章 色彩のシンボリズム 1840-1851(65-76歳)
帝国の運命/地水火風 刻々と変容する姿/対作品に見る色彩論/スイス主題の水彩画/原点への回帰
 特集:ラスキンとの出会い
 特集:<ノラム城>に見る表現技法の変遷
 名作を読み解く<雨、蒸気、速度>

終章 ターナーのレガシー

<コラム>
ウェールズの魅力/ヴァーニシング・デーのパフォーマンス
文学と結びついたスコットランド風景/ターナーの水彩技法

オンライン書店で購入する

著者プロフィール