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もっと知りたい河鍋暁斎
もっと知りたい河鍋暁斎
生涯と作品
狩野博幸 著
定価
本体1,800円+税
刊行
2013年04月
ISBN
978-4-8087-0890-0 C0071
判型
B5判
ページ数
96ページ
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  • 内 容
  • 目 次

□幕末から明治にかけて活躍した狩野派の奇才の、驚異的な画技と豊かなイマジネーションが織りなす独創世界。比較的知られる戯画、幽霊・妖怪画はもとより、美人画、風景画、武者絵、動物画……なんでもこなし、近年とくに肉筆画が注目されている。本書は、流派に収まりきらない「暁斎流」の巧さと面白さを伝えるために、評伝四章のほかにジャンル別三章を設けるというシリーズ異例の構成で、見応え読み応え十分。
□明治維新による文化的迷妄と混乱の中、変わらぬ江戸の心を持ち続けた画家の矜持に共感する著者の洞察が、「暁斎」の見方に類書にはない深みを与えている。

『もっと知りたい河鍋暁斎』目次

はじめに “デラシネ”の哀しみを生き抜いた画家 狩野博幸

序 章 生い立ちと修業時代―「画鬼」から「狂斎」へ
    1歳-29歳 天保2年(1831)-安政6年(1859)

 暁斎伝説:九歳で生首を写生する
 コラム:仮名垣魯文との交流
 ここがツボ!:「狂」でよみとく暁斎芸術の基層

第1章 激動の時代―暁斎絶頂期、そして突然の災禍
    30歳-40歳 万延元年(1860)-明治3年(1870)

 コラム:真相は闇の中
 暁斎伝説:戸隠で大龍を描く
      見れば見るほど怖い、こだわりの幽霊画

第2章 ゆらめく奇想―暁斎誕生、さらなる飛躍
    41歳-50歳 明治4年(1871)-明治13年(1880)

 コラム:デザイナーとしての暁斎
 テーマ:人間界と異界のはざまで
     聖俗も美醜も、この世もあの世も……
     描けと言われりゃ何にでも

特集◎本邦初公開! 暁斎の春画コミック

もっと知りたい1 風俗画・戯画・動物画
―その絵は翔ぶがごとく、跳ねるがごとく

 暁斎伝説:アンダソン・コレクション
 コラム:絵師たちの西洋画法との出会い
 テーマ:暁斎版「鳥獣戯画」
     美女と動物
     戯画―笑いの真骨頂、時に悪のりも
     海を渡った日本神話
     風俗・年中行事は画家のたしなみ
     文明開化の東京狂騒曲

もっと知りたい2 縮みと膨張―巨大画面から掌サイズまで

 テーマ:珠玉の小品1 地獄極楽めぐり図
     珠玉の小品2 惺々狂斎画帖
     巨大画面への取り組み 新富座妖怪引幕

特集◎下絵の迫力 模写の魅力

もっと知りたい3 浮世絵版画―国芳の余香

 コラム:国芳の猫、暁斎の蛙
 テーマ:武者絵―出自ゆえの共感も
     師匠も顔負けの戯画

第3章 晩年―変わらぬ江戸の心を持ち続けて 78
    51歳-59歳 明治14年(1881)-明治22年(1889)

 ここがツボ!:遠心力と求心力
 コラム:絵画界のクロサワ
 テーマ:貫いた画家の本分

特集◎暁斎のまなざしのちから

【特別寄稿】
「一生稽古」―なんでも描けた奇才の果てなき精進道 河鍋楠美

あとがき 時代を超えて響く芸術的精神の叫び 狩野博幸 

河鍋暁斎の作品を所蔵する施設

 
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