コンピュータ・グラフィック

現実世界をありのままに映し出したり、まったく新しい架空世界を創り出せるのがコンピュータ・グラフィックス(CG)。
その制作には専門知識やスキルは勿論のこと、「創造力」が不可欠です。
デザイナーは日々の出来事やあらゆる情報にアンテナを張り巡らせ、「創造」の種を育んでいます。
テレビ局の報道・情報番組は生放送。まさに最前線であり、常に時間との戦いです。
オンエアまでの限られた短い時間に個々で蓄積した種を引き出し「正確で、美しく、見やすく、分かり易さ」を最大限表現しています。
今宵のテレビ鑑賞はちょっと見方を変えて、私たちの「創造力」をご覧下さい。

テロップ

「報道・情報」から「バラエティー」「音楽」「ドキュメンタリー」まで、ほぼ全ての番組でテロップ(字幕スーパー)が活用されています。
無意識に目で追う1行の文章の中から、喜怒哀楽を感じられることはありませんか?
テロップは字体(フォント)・色・大きさ・動きなど、無限の組み合わせで伝えたいことの意味やニュアンスを変えられる、とても奥深いものなのです。
報道番組では事実を飾り立てることなく正確で適切なテロップを最優先に、ワイドショーやバラエティー等では様々な感情に訴える入り口になるように。
私たちは視聴する方々の気持ちの奥深くまで想像してテロップを作成しています。

フリップ

物事を説明したり、何か書き込んだり。。。。。
出演者が持つ手持ちの紙のボードがフリップです。
皆さんも報道・情報番組などで見かける機会が多いでしょう。
使用目的や作業工程はCGと似ている点が多いのですが、「モノ」として形が有るフリップは出演者の解説の自由度を補い、番組演出には欠かせません。
内容を絞り込んで簡潔に説明する小さなフリップから、複雑な仕組みを解説するのであれば時には数メートルの巨大なパネルになることも!
Q&Aなど答えを隠しておく「めくり」は、番組の演出として効果的に使用されているのですが、ズバッ!とめくる時の気持ち良さから、出演者から要望されることも多いのです(´ω`)

イラスト

ここは「かわいらしく」「ゆるい感じで…」「リアルに」「クールに」「ヘタウマで」。。。。。
新キャラクターには用途に応じて様々な要望が舞い込みます。
ゼロから作り出すキャラクターデザインは、単に絵が上手いだけでは描ききれない経験や能力をはみ出した創造力が要求されます。
幼いころノートの片隅みに描いたオリジナルのキャラクター。
その純粋な気持ちで描き出された作品に、プロとして計算し尽くされた微妙で曖昧な巧みをプラスして生み出だしていきます。
キャラクターに息吹を与えるアニメーションもお手のものです。

レタリング

ペンや筆で文字を書いたのがいつのことか覚えていますか?
パソコンや携帯電話が生活の必需品となりつつあるこの時代だからこそ私たちは「手書き文字」が尊重されるべき、と考えています。
電子的に作り出される文字との一番の相違点は「温度」です。
「愛情」「怒り」「悲しみ」「切なさ」「笑い」。。。。
文字から溢れ出る感情は電子的な文字でも表現は可能ですが、手書きにすることによって文字の造形が生む「温度」が膨らみ、観る人の感情に入り易くなります。
ときには熱く、ときには冷淡に。
私たちはアナログ的に筆を振るうことでも、文字や言葉の素晴らしさを伝えていきたいと思っています。

カラー

モノクロ

校閲/受付・進行管理

Proofreading【名詞】校閲・校正
作品を作り出す仕事と違い少々地味な印象を受けるかもしれませんが、校閲業務は非常に重要な業務なんです(´ヘ`;)
誤字脱字はないか? 表現方法は間違っていないか?
放送上の規定やテレビ局としての取り決めに外れていないか?
オンエアで使用される全ての素材を短時間に何度も確認します。

私たちは基本的には受注されたとおりの内容を、文字やCGとして表現しています。
しかし、時には発注内容が意にそぐわなかったり、言葉の表現が適切でなったりすることがあります。
制作する上でのオペレーターのミスも起こることもあります。
校閲部門では時には内容をコーディネートしたり、時には間違い探しをして視聴者に「正確」で「見やすく、読みやすく、分かりやすい」作品を提供することを心掛けています。

受付業務は一般的に想像する「窓口」と思われるかもしれませんが、我々の業務は少し違います。
報道・情報番組は勿論のこと、あらゆる番組の生放送用や収録用の発注が365日24時間、休むことなく舞い込んできます。
受付・進行管理部門は、「締切時間」「発注量」「作業時間」「オペレーターの技量」に至るまで全ての状況を把握して、仕事の優先順位を整理して的確に振り分けや指示を出し、複雑に絡み合う時間や発注の糸を整えていきます。
問い合わせや修正依頼の対応もこの部門の仕事です。
受付・進行管理があってこそ、オペレーターやデザイナーがクリエイティブな仕事に専念できるのです。

仕事場

東京美術の映像事業部では「テレビ朝日」や「テレビ東京」の局内でテレビ放送用テロップ(字幕)やCG・イラスト等様々な作品を毎日創り出しています。
今では報道番組やワイドショーは勿論の事、バラエティーなどどんな番組でもテロップやCGは欠かす事の出来ない重要な素材です。
視覚的に内容理解を補助したり、効果的な番組演出の手助け、また視聴者の様々な感情をもたらすテロップ・CGは、テレビ番組としては素材の一部でありますが、私どもはその全てを一つ一つの作品として制作に取り組んでいます。
365日24時間態勢でクライアントの様々な要望に応え、視聴者によい作品を提供すべく、私たちは創造します。