すぐわかる茶の湯の懐石道具
- 価格
- 2,200円(税込)
- 刊行
- 2009年02月
- ISBN
- 9784808708474
- Cコード
- 0072
- 判型
- A5
- ページ数
- 152
内容
■茶の湯の懐石道具は桃山時代のものを最高とする。古田織部に始まる自由自在な着想で作られたモダンな陶器はきわめて創造的であったといえる。本書は、桃山時代の慶長年間の日本、中国のやきものを中心に、桃山様式に刺激を受けた現代の陶芸家の作品も併せて紹介。
■懐石道具の見方のほか、取りあわせ方、使い方などの実用的な情報や、魯山人や実際の料亭の器使い、100円ショップの器で懐石道具をそろえる提案など、盛りだくさんの内容。
■内容=懐石の料理と器/向付・焼物鉢・預け鉢・汁次・徳利・ぐい呑み・湯桶・香物鉢・菓子器/懐石の歴史/茶会の中の懐石の位置ほか
目次
現代の茶の湯における懐石の手順(懐石と会席)
懐石の料理と器~ある茶会の例(飯椀・汁椀・向付;朱杯・燗鍋 ほか)
懐石道具(向付;焼物鉢 ほか)
魯山人の器使い
料亭の器~大磯 松月(懐石における漆器の役割;懐石道具で使われる硝子の器 ほか)