仏像の樹種から考える

古代一木彫像の謎

仏像の樹種から考える

金子 啓明 , 岩佐 光晴 , 藤井 智之 , 能城 修一 , 安部 久 著

価格
2,200円(税込)
刊行
2015年12月
ISBN
9784808710415
Cコード
0071
判型
B5
ページ数
160

目次

はじめに(金子啓明)
〈カラー特集〉 一木彫像の樹種はどのような認識で選択されたのか?(岩佐光晴)
1.日本彫刻史研究における木彫像の樹種同定の意義
     ──── 一木彫像成立の問題を中心に(岩佐光晴)
2.仏像用材の材質と樹種(藤井智之)
3.木材の構造による樹種の識別(能城修一)
4.木彫像の用材樹種を非破壊で調べる
     ──── 近赤外分光法とVOC分析法(安部久)
5.パネルディスカッション
     ──── 日本の八、九世紀の一木彫像になぜカヤが使われたのか?
おわりに(岩佐光晴)

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著者プロフィール

安部 久 著