もっと知りたいムーミンとトーヴェ・ヤンソン
- 価格
- 2,420円(税込)
- 刊行
- 2025年07月
- ISBN
- 9784808713294
- Cコード
- 0071
- 判型
- B5
- ページ数
- 80
内容
ムーミンといえば、スナフキンやミイなどの個性豊かなキャラクターとともに、日本では年代と問わず幅広い人気を保っています。その作者、トーヴェ・ヤンソンは芸術一家に生まれ、まだ女性の芸術家が活躍できる場が少なかったフィンランドで、自らの芸術家生命をかけて苦闘しました。第二次世界大戦中のファシズムとの闘いをへて開花したムーミンの世界と同時に、これまであまり紹介されなかった壁画の業績、トーヴェの内面を映した肖像画など、ムーミンだけではない豊かなトーヴェの芸術を紹介します。
目次
はじめに
第1章 画家への道 ムーミンの片鱗
トットの子ども時代
工芸美術学校生から画家の道へ
[ 特集 ] 芸術一家─トーヴェの父と母
トーヴェにとっての絵画(美術)
第2章 ムーミンの世界 絵画(美術)としての造形
ムーミンをめぐる造形の制作手法
[ コラム ] ファンタジーのランドスケープに見る海と岩
第3章 ファンタジーと物語性 ムーミンとの共生
トーヴェのパーソナリティと、その創作
装飾絵画の施設・空間・手法
対象をフィルタリングして呈示する
人生の転機と、ムーミンからの卒業
掲載作品一覧/ムーミンとトーヴェ・ヤンソンを知るためのブックガイド
著者プロフィール
京都工芸繊維大学大学院修士課程修了。宇都宮美術館専門学芸員を経て、現在、近代建築・デザイン史家、文星芸術大学非常勤講師、宇都宮大学iP-U外部講師。日本地質学会、文化地質研究会、日本感性工学会会員。修士(工学)。専門領は、近代建築・デザイン史、文化地質学、感性工学。単著に『フィンランド・デザインの原点』(東京美術、2017年)、共著に『椅子とめぐる20世紀のデザイン』(パイ インターナショナル、2024年)、『ファッションヒストリー1850-2020』(ブックエンド、2024年)、『二つの教会をめぐる石の物語』(下野新聞社、2023年)、 “Japanese Design Today 100”(Japan Foundati on, 2023)、 “Encyclopedia of East Asian Design ”(Bloomsbury Visual Arts, 2020)など。