1959年生まれ。東京大学文学部美術史学科、同大学院修士課程及び博士課程修了。パリ第一大学芸術考古学研究所博士課程留学。博士（文学）。お茶の水女子大学名誉教授。専門はフランス近代美術史。特にアンリ・マティス、19世紀末から20世紀前半にかけての装飾と芸術の関係、およびフェミニズム美術史。主要著書・編著に『装飾／芸術─19 - 20世紀のフランスにおける「芸術」の位相』（ブリュッケ、2001 年）、『西洋近代の都市と芸術3 パリⅡ』（竹林舎、2015年）、『もっと知りたいマティス 生涯と作品』（東京美術、2016 年）、『装飾と「他者」─両大戦間フランスを中心とした装飾の位相と「他者」表象』（ブリュッケ、2018年）他。展覧会監修として『アール・デコ─1910 -1939』（東京都美術館、2005年）。