もっと知りたい棟方志功

石井 頼子 著

価格
2,200円(税込)
刊行
2016年06月
ISBN
9784808710606
Cコード
0071
判型
B5
ページ数
88

内容

「板に彫った一本の線」を極めるために五十年の画業を費やした棟方志功。

海外での人気も高く「世界のMunakata」として愛される版画家・棟方志功。描くことに目覚めた故郷・青森での青年時代、生涯を変えた柳宗悦・「民藝」との出会い、ヴェネツィア・ビエンナーレ受賞をはじめとする世界的な評価の高まり。形骸化した棟方像から一歩踏み込み、「板に彫った一本の線」を極めるために費やした、棟方五十年の画業に迫ります。

「形骸化した棟方像から一歩踏み込んで、現実の棟方が何を求め何を表現したかったのかを追求し、「板画」の在り方について、その美について、探し続け、訴え続けた棟方志功の人生を本書では叶う限り丁寧に振り返ってみたい(「はじめに」より)」

目次

序章 故郷の風景
1章「民藝」との出会い
2章 板の声を聞く
3章「白」と「黒」
4章 原点への回帰

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著者プロフィール