牧野富太郎選集5 植物一日一題

牧野富太郎 著

価格
1,980円(税込)
刊行
2023年03月
ISBN
9784808712754
Cコード
0045
判型
46
ページ数
274

内容

「淡紅色を呈してすこぶる美麗である」。人生を植物研究に捧げた牧野富太郎博士。ユーモアたっぷりに植物のすべてを語りつくしたエッセイ集を装いも新たに復刊(全5巻)。第5巻では悪茄子、狐の剃刀、麝香草など植物の奥深さが縦横無尽に語られる。

目次

植物随想 Ⅱ
 ひまわり日に廻らず
 潮来出島の俚謡
 谷間の姫百合という和名の植物なし
 うきくさ
 あじさいは日本出の花
 シリベシ山をなぜ後方羊蹄山と書いたか
 ユリ談義
 珍名カッペレソウ
 サフラン渡来考
 地耳
 サルオガセ
 毒麦
 馬糞蕈は美味な食菌
 ニギリタケ
 菖蒲はセキショウである
 海藻のミルはどのようにして食うか
 蕙蘭と書く蕙とはなんだ
 ナガイモはヤマノイモの栽培品か
 三波丁子
 植物の「コスモポリタン」
 『大言海』のダルマソウ
 蓚酸の蓚の字の由来
 新井白石のフジバカマ語原説
 オカノリすなわち陸海苔
 シソのタネ、エゴマのタネ 
 匂いあるかなきかの麝香草
 狐の剃刀
 朝鮮でワングルと呼ぶカンエンガヤツリ
 万年芝
 アマリリス
 崑崙草と崑崙花
 イチビの正しい漢名と、誤った名のボウマ
 菅の字
 篳篥の舌を作る鵜殿ノヨシ
 稀有珍奇なる二種の蘭科植物
 蘭科植物の一稀品ひめとけらん
 日本のえびねについて
 マクワウリの記
 新称天蓋瓜
 センジュガンピの語原
 片葉ノアシ
 高野の万年草
 コンブは昆布ではなく、ワカメこそ昆布だ
 婆羅門参
 日本に秋海棠の自生はない
 不許葷酒入山門
 屋根の棟の一八
 ワルナスビ
 カナメゾツネ
 ヒルガオとコヒルガオ
 ハマユウの語原
 オトヒメカラカサ
 徳川時代から明治初年へかけての西瓜
 われ先ず採りしアスナロノヒジキ
 盗賊除け

オンライン書店で購入する

著者プロフィール

牧野富太郎 著

1862年、土佐(現高知県)生まれ。江戸、明治、大正、昭和と一生涯を植物に捧げた植物学者。裕福な商家に生まれ、子供の頃から植物に親しんだ。学歴はなくとも東京大学の植物学教室への出入りを許され、同大助手、講師を務めながら研究を進めた。新種発表、50万点ともいわれる標本の採集、『植物学雑誌』『日本植物志図篇』『牧野日本植物図鑑』の刊行など、数多くの功績をのこした。